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プログラムって?

Playgroundでプログラムを試してみましょう。 ※Playgroundの使い方が分からない方は → Playground で始めよう!

プログラムを動かしてみよう

以下のプログラムをPlaygroundに入力してください。
※JISキーボードでは、\(バックスラッシュ)記号は option キーを押しながら ¥ キーを押して入力します。

行番号の左側に赤い丸が表示されていたら、それはエラー、つまり、その行のどこかが間違っているということを表しています(その行でなく前後の行のときもあります)。

日本語以外はすべて半角です。特にスペースや記号が全角になっていないか、またはアルファベットのつづりが間違っていないか、数字の1(イチ)とアルファベットのl(エル)を取り違えていないかなども、確認してみてください。カッコは()と{}の2種類が使われています。
間違いがどこか分からなければ、エラーの行を削除してもう一度入力し直してみてください。

スクリーンショット 2014-10-04 3.57.40

うまく入力できたら、右側に (100 times) (10 times) と表示されます。それぞれの右の○をクリックしてみましょう。グラフなどが表示されます。

スクリーンショット 2014-10-04 3.57.14スクリーンショット 2014-10-04 4.09.02

どう実行されている?

まず1行目が実行されます。2行目は空行、つまり何も書かれていないので、何も実行されません。プログラムを書くとき、分かりやすくなるように1行あけることがよくあります。
3行目から10行目までは、for文といって繰り返しを行なうプログラムの書き方が使われています。3行目から10行目までは、100回繰り返されます。
その後、12行目が実行されて、プログラムは終了します。

このプログラムは『1から100までを足すといくつになるか求める』ことが目的のものです。結果は、5050になることが分かりました。

プログラムとは

プログラムとは、目的を達成するための『手順』です。

1つの命令だけで目的が達成できるなら、プログラムはその1行で終わりです。しかしほとんどの場合はそうは行きません。そこでたくさんの命令を書きます。

命令は一番上の行から一番下の行まで順に実行され、前の命令の結果を後ろの命令が利用したりして、複雑な動作を実現します。

このプログラムでは、3行目から10行目までの100回の繰り返しの部分で、1から100までを足す、という処理を実現し、12行目は結果のテキストを作っています。1行目はその準備です。
このようにして、目的を達成することが出来ました。これがプログラムです。

次節以降では、このプログラムの内容をより詳しく見ていきましょう。